ロンドンテロについて


今日は数ヶ月前から痛かった左上の奥歯を治療に行きました。本社では9Fに従業員用の歯科がありとても便利。

しかし、所見では虫歯が見あたらず、レントゲンでチェック。それでも綺麗な歯だと言ってもらえました。そろそろ年齢的に歯周病の可能性もあると言うことだったのですが、レントゲンでも問題なし。一部虫歯のできはじめの所があったので、そこを治療して様子を見ることになりました。実際、今のところ調子いいです。

年齢的に歯周病を気にしなくちゃいけないと言うことを聞いて、老いについて考え出した今日この頃です。そろそろ体臭とか口臭も気にしないといかんよなぁ。自分では気がつかないから怖いです・・・

ところで

先日、皆さんもご存じのようにロンドンでテロが起きました。イスラム過激派の仕業ということですが、未だ犯人は捕まっていないとのこと。

そのことについて昨日、NHKクローズアップ現代で特集がありました。その内容は次の通りです。

  1. もともとロンドンはイスラム過激派など国外追放された政治犯などの集まる場所になっていた。
  2. イギリス政府としては集まることは黙認することで、イギリス国内でテロを起こさないことを保証させていた。これは暗黙の了解だった。
  3. しかし、あるとき小さなテロが起きた。
  4. イギリス当局は、過激派の1人1人怪しいと少しでも思われる人に発信器を身につけさせるなど厳しい監視下に置いた。
  5. その直後テロが起きた。

一見、わかりやすいが、つまりは過激派と関係のないイギリス国民が影響を受け、テロを起こしたらしく、犯人が確定しにくくなっているのだとか。

もともと、イギリスはイラクへの派遣に積極的だったことも影響しているとか。だとすると日本も例外ではないだろう。ほんの少しの誤解が人を殺してしまうこともあるのだから、ましてやテロリストの気持ちなど分かるはずもない。

最近、光文社新書「なぜあの人とは話が通じないのか?」を読んでいますが、なるほどと考えさせられる内容だ。一見、第3者からは会話が成立していても、お互い理解できていないことがあるということがあるらしいのだ。

番組でも言っていましたが、対処療法的なテロ対策には限界があることをそろそろ認識するべきだと思う。

お互いを尊重することで、もっと分かり合えると思うのですけどね。まぁ単にアメリカが悪いだけだと思うけど