岡野 雅行さんの講演を聴いてきました。

痛くない注射針やリチウムイオン電池で有名な岡野社長(紹介では代表社員と呼ばれていたなぁ)の講演を聴いてきました。
マネックス証券の新しいファンドの商品説明会の客寄せとして無料で開催されたモノです。得したなぁ。

すでに2年ほど前に、岡野さんの著書「俺が、作る」で感銘を受けて、
2006-09-12 - forestbookの日記
Forestbook Blog :: 俺が、つくる
感想とかを書いています。

講演の内容は、本で書いていることとほとんど変わりません。しかし、その本で受けた印象とまったく変わらない人柄を感じたのがすごいなぁと思いました。そして、ぽろぽろ今開発している製品について話していただいてしまい、いいのかなとこちらが恐縮してしまうほど(^_^;)
物作りとして名をはせているように思う、岡野さんですが、いい製品も抵抗勢力などの影響で世に出ないこともありえるとか。それを打破するためには頭を使わないといけないとのこと。
やはり、物作りにおいて、すごいモノが作ることができるという"だけ"では、成功しないのだということですね。あの注射針でさえ、世に出ない可能性もあったというのは驚きです。
今、僕の職場でも同じような問題があり、なんだかなぁと思うこともしばしば。世界的に有名な職場でも、僕らみたいな小さな場所でも、世の中同じことが繰り広げられるのだなぁ。