技術者は儲からないが、幸せにはなれる

若者の理系離れの理由は二つあると思っています。
ひとつは、難しいから。もうひとつは、儲からないから。

世界一のお金持ちであるビルゲイツは技術者だけれど、技術でもうけたと言うより、そのビジネス感覚がお金を生み出した。
そう、技術をお金に換えるアイデアが必要なんですね。儲けるためには。
純粋に技術だけを愛し日々の生活をしている人は、儲けたいなんて思わないだろう。
ただ、技術に触れていることが幸せだと思えれば、それで幸せ。そう、お金持ちにはなれないかもしれないが、考え方で幸せになれる。

さて、もうひとつの理由。難しいからはどうだろう。
勝手な僕の推論だけれど、「難しいことが分かるということが楽しい」という人間の本能的なものが弱っているんじゃないだろうか。
今の若者は、分からなくても別にいいやってことになってないだろうか。テストで悪い点数をとっても悔しがったりしないんじゃないだろうか。

もっともお金だけにこだわらず、環境で会社を選ぶ人も増えているそうですけどね。

もちろんお金はないよりあったほうがいい。だけど、本質を見失っちゃいけないし、お金がたくさんあっても幸せにはなれないということを忘れちゃいけないと思います。
難しいからと言う理由の場合、どうしたらいいんでしょうね。人間のいろんな本能が失われているという現代ではどうしようもないんでしょうか。
なんとなくふと思ったので書き留めてみました。

今、日本の貿易黒字の大半がもうすでに物の輸出ではなく、投資による利益だということをご存じでしょうか(僕もR25で知りました。)サービス業に至っては赤字。
あぁ日本ももう終わりかなぁと思った瞬間でした。いや、技術立国日本が終わりか。日本は幸せな国であり続けられますでしょうか。。