調達・購買“戦略決定”入門 (B&Tブックス) 〜購買も奥が深いね。

調達・購買“戦略決定”入門 (B&Tブックス)
坂口 孝則 四宮 知之 牧野 直哉 倉布 惇
日刊工業新聞社
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坂口さんのこの本はデビュー当時から読ませてもらっていますが、(この本については執筆は一部みたいですが)、だんだん、購買になじみにのなかった僕にも読みやすくなっている気がします。
戦略的に調達するには、こういうことを考えないといけないのだなとわかりました。
また、設計としてはどういう考え方をしたらいいかなとか考えながら読ませてもらいました。

例えば、数の違いによる価格の変動は、自社から顧客への仕様検討にも反映される。数が多い場合に安く買えるのであれば、そういう仕様を考え、客に提案できる。違わないのであれば、少なくても使い勝手の変わらない様に考えるなどが必要かなと思う。

こういう風に、なにかもっと設計と連携すると、安く購入できるとか、トヨタなどはそういうところまで踏み込んでいるんだろうなと思いました。

ところで、何点か誤字がありました。ここに書いて気がついてもらえるかわからないけど、書いておこう(笑)
P.46 『先物取引だでは』?だ、が不要?
P.155 重用視?こういう使い方もあるのかしら。