嫌われ松子の一生 〜僕は愛した人を大事にすることで愛を表現できるようにしようと思いました。

見終わった感想は、意外と悪くなかったです。
ただ、観ている最中は、なんで、どうして、とそういう洗濯をし続ける松子に疑問マークいっぱいでした。辛い選択ばかりをしている気がして。


愛されたい一心でそういう選択をしているのだと思うけれど、最後の最後にそれは自分の家族にあったのだと気がつくのがこれまた辛い。


映画としての完成度は、僕がいうのはおこがましいですが、高いと思います。
こういう、ラストから始まる形式はなかなか難しいと思うのですが、最後の最後までストーリーが楽しめました。始めはどうしようもない悪い人だったのではないかという松子の人間像が、最終的にはいい人だったんだとなるところが、救われましたね。


この3日間、3本の映画を見てきましたが、どれも女性が辛い目に遭う映画ばかりだった気がして、それがまた男が悪いので、暗い気持ちになってしまいました。
それでというわけではないですが、僕は愛した人を大事にすることで愛を表現できるようにしようと思いました。当たり前ですが!