1円家電のカラクリ0円・iPhoneの正体―デフレ社会究極のサバイバル学 (幻冬舎新書) 〜逆転経済の発想は面白いけど、デフレと同じじゃないの？と思いました。
1円家電のカラクリ0円・iPhoneの正体―デフレ社会究極のサバイバル学 (幻冬舎新書)
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読み終わった後の感想としては、なんとなく気持ちよいものではありませんでした。
労働者としての自分が搾取されていたことに気がついた気分です。
お金を払ってものを売る、買い物をしてお金をもらう。著者の描く逆転経済。
その行き着く先は労働者。給料が減らされてモノの価格に転嫁される。
ん？？ただ、それは単なるデフレのことなんじゃない？と思った。その違いがよくわからない。高くて売れないから値段が下がる、売り上げが上がらないから給料も上がらないというデフレと一緒じゃないのかな？
あと、気になったのは本書では0円iPhoneの正体とありますが、そのことにはあまり触れていません。0円！を釣りとして、高い通信料をごまかしているんだよということくらいです。ちょっと拍子抜けでした。まさに、本書のタイトルもそれが釣りになってます。なんだかちょっといやらしい。。
全体的には興奮してそーなんだ！！と読み終えたのですが、落ち着いて考えたときに、はてなマークが残りました。
あんまり酷評はしたくなかったのだけど、酷評をされたほうがいいとも著者はおっしゃっていたので、素直に書かせてもらいました！
