半値になっても儲かる「つみたて投資」〜これからもつみたて投資を続けていこうと思ったけど。。

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星野泰平
講談社
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新春一冊目の読書。いきなり良書に出会いました。

つみたて投資自体は実行しているのだけど、その有効性を知りたくて読んでみました。とても安心できる内容で、これからも続けていこうと思いました。
けれど、 10年で10倍になっても2倍にもならないとわかって残念な気持ちになったのも事実ですが、値下がりしても"気をつければ"損しないことが実験的に示されていて、安心しました。

ただその"気をつければ"というのは、出口戦略について。つまり、下がったまま売り切っても損するのは当たり前。、出口戦略をしっかりしないといけない。例えば、60歳までにその資産を換金しようと思ったら、たぶん50歳くらいからいつ売り切るかを決めないといけない。そのあたりのゴールとの関係の記載がすこし抜けているように思う。

つみたて投資は、始める時期はいつでもよくて早ければ早いほうがよいが、止めるタイミングは気をつける必要がある。
一括投資は、買う時も売るときも重要であるが、買うときのほうが重要ということではないだろうか。売るときは高くなったときに売ればいいだけのことだけだから。