人体

ドミニカ共和国
サリーナス村
性別が変わる?
この村ではそんな例がいくつもある

細胞の大きな変化
一般の人でもそれを感じているはず
それは思春期
女性は女性らしい体に、男性は男性らしい体に。
女性は胸は膨らみ、男性は筋肉が発達
10歳までは体が大きくなり、10歳以降は体つきの変化

脳の内分泌細胞が思春期の体の変化に影響を与えている
内分泌細胞はホルモンを作る
ホルモンは血液を使って、体中にめぐる
女性の場合、ホルモンが子宮に届く
卵巣の中から出てきた卵子と一緒に女性ホルモンも退出
卵胞細胞も内分泌細胞のひとつ
乳腺細胞も女性ホルモンで発達
受容体に女性ホルモンが届くと急激に発達
乳腺細胞の周りに脂肪細胞があるが、それも女性ホルモンで発達。
骨芽細胞も発達。豊かなヒップの理由。

さて、サリーナス村での
Y染色体が男性、X染色体なら男性
それで、精巣、卵巣ができるが、細胞が決めるのはそこまで。
子供のころ、性器がちゃんとできなまま生まれて、思春期に成長期に性器が発達するため、変わったように見えるだけ
近親関係が多く、そういうことになってしまうことがあるとのこと
だから、あまりよくないことのようだね。

出産のとき、あたらしい変化が。
脳の視床下部にある、オキシトシン細胞。オキシトシンを分泌。
ねずみの子宮に、オキシトシンを振り掛けると、子宮を収縮させる
これが陣痛の理由。赤ちゃんを子宮の外に押し出す。
オキシトシン細胞が本領を発揮するのはこれから。
陣痛前、陣通時、出産後で計測すると、出産後でもオキシトシンが分泌されている。なぜ?
ねずみの脳のオキシトシン細胞を調べてみる
オキシトシンは陣痛のためだけではない。脳に向けても放出している。その目的は?
平原ハタネズミで実験。生涯同じペアですごす、珍しいねずみ。親子の愛着行動が特徴。
その理由が脳にある。平原ハタネズミはオキシトシンの受容体が脳に多い。
普通のねずみにオキシトシン受容体を注射すると、急に仲良くなる!
扁桃体、側座核。この二つが重要。
オキシトシンが愛着を強くする。細胞のせいなのか。。
女性は出産時のオキシトシンが大量に分泌され、子供に対する考え方が急激に変わるらしい。
男性でもオキシトシンはでている

さまざまな動物でオキシトシン細胞を調べた
結論は、いろいろな動物でオキシトシン細胞は異なる
魚よりも人間のほうが複雑な形をしており、人間はより愛着を感じる範囲が広い?

スカイダイビングを実行した後、オキシトシンの数を調べてみた
他人に命を預けたとき、オキシトシンが増える!
婚約中のカップル
キスの前後でオキシトシンを計測。キス10分後で計測。
男性は26%。女性は213%もアップ。ある1例だけみたいだけど。
Danceなど、ほかの人と何かを一緒にすると、平均で11%UP
オキシトシンを出せば、ほかの人と仲良くなれる。ポジティブになれる?
相手と触れ合う、見つめあう、思いやることでもオキシトシンは分泌される

細胞が変われば内面も変わる?
自閉症
コミュニケーションをとるのが難しい
自閉症の彼には友達が取ってくれる好意的な行動が、理解できない?
オキシトシンが助けてくれるかもしれない
自閉症の患者にはオキシトシンの濃度が低い人がいることがわかった
オキシトシンスプレーを吸うことで、脳内のオキシトシンを増やせば?という臨床試験を実施中
彼のいいたいことがどんどんでてくるようになった

ホルモンは年齢を経ると分泌が経る、オキシトシンは年齢を経ても分泌量は変わらない!
人はいつまでも人といい関係を保つことができる!

お後がよろしいようで。