行きずりの街 〜このミステリーがというより、主人公の行動力がすごい
過去に読んだ、志水氏の作品と共通した世界観を感じる作品でありながら、物語が進んでいくたびにスリリングになっていくところがとても面白かった。
この作家の作品を読んでいつも思うのは、描写の丁寧さ。
そして、「情事」でも感じたが、長時間移動を感じさせない、主人公の行動力だ。
ちょっと皮肉でもあるが、たった4,5日の話でありながら、この主人公の移動距離はハンパない。もう読んでいるだけでくたくたになる。いろんな人が都合のいい感じでそこにいるし、タイミングよく現れてくる。
まぁ同じ環境にはなることはないだろうけれど、これくらい落ち着いたハードボイルド感が出せる男になりたいですな。あと、これくらいモテタイ。。
情事 〜ただただエロい、だけでもない。けだるさがいい。
個人的には面白かったと思うのだけれど、酷評が多いですね。 僕敵には人生をリタイアした静夫の気ままな生活がとてもとてもうらやましくて、次にどうなるのかと楽しめて読めました。 また、この志水さんの文章はとても描写がうまく入り込めますし、描かれる男性は堂々としていて、好感が持てます。とてもいい人とはいえないことしてますけどね。
今日は僕の誕生日
ですが、数十年ぶりに実家で生まれ故郷で過ごしています。実家ではなく、葬儀場。
祖母がなくなりました。93歳。大往生で、悲しいというより、お疲れ様でした、ありがとうと声をかけました。
しかし、これで、祖父、祖母がなくなり、だんだん自分に近づいているような、そんな奇妙な感覚も覚えました。
いろいろな方の葬儀、通夜に参列することも多くなり、死を身近に感じるようになっていましたが、これまではまだ誰かが喪主でその手伝いの感覚でした。
今回は、とても身近な人が亡くなったことで、ちゃんと段取りを覚えなくちゃとか思いました。そして、父母が亡くなったときのことを考えました。
今地元にいないことがすごく親不孝な気もしてきたのです。
うまくまとまりませんが、年をとるって、そういうことなのかもしれないと、今年の誕生日はとてもとても考えさせられました。もうすぐ僕も40歳です。
いまひとたびの 〜人生の終わりを仮体験する
人生の終わりをどのように迎えるか。ひとそれぞれ考え方はあると思うけれど、この本がひとつの気持ちよい答えの例を出してくれているように思った。
また、そのためにいまどうしなくちゃいけないか、考えさせられた。この本ではやはりがむしゃらにがんばらないと最後を静かに迎えられないように思った。
本当に丁寧な描写でイメージがわく。おかげで、実家に帰りたくなった。
フライト・ゲーム 〜んー。ちょっと強引かも。
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感想としては、いまいちとしか言えないかな。
やはり、映画「スピード」で感じたハラハラ感はなかなか越えられないですね。
特に、この映画は見せ場が少ない。結局、犯人も乗ってるんかい！というオチだし、すごいハイテク駆使しているくせに、計画がちょっと杜撰。
原題がNON-STOPで、邦題がフライトゲームなのも、納得いかない。なんで変えたの？あんまり意味なくない？
ヒーローはかっこよかったけど、ヒロインはどなたもパッとしないし。
といろいろ文句が言いたくなるのは、全体的に物足りなかったということなんだと思う。
インフルエンザA型
今年、インフルエンザの猛威が話題となっていたが、まったく自分に関係ないと思っていました。
しかし、先週末から今週はじめにかけて、その脅威をもろに受けてしまいました。
今回私が罹患したのは、インフルエンザA型。
金曜日、ちょっと体調が悪いかなくらいだったのですが、定時後くらいから寒気がしてきて、これはまずいと帰宅。
帰宅するとすぐに熱が上がり始め、39度に。
その夜はもううなされて寝ることに。
土曜日、朝から病院。しかし、熱がでて数時間しかたっていないため、検査をしても陰性になるとのこと。
しかし、インフルエンザは間違いないだろうということで、イレンザみたいな口から吸って鼻から出す薬を処方してもらう。
土曜日はもう夜までふらふら。
日曜日。朝起きると嘘のように熱が引いている。しかし、高熱だったためか頭がふらふらしていた。
一日何もしないでのんびり。
月曜日、改めてインフルエンザの検査をするとばっちりA型判定。会社に連絡して、火曜日まで休ませてもらうことに。
昼から、錦織圭選手の試合を観戦。みごとベスト8。久しぶりにテニスの試合を最初から通して観戦できた。
火曜日。もうすっかりよくなって、むしろ休んでいるのが申し訳ないくらい。
そんなインフルエンザウィークでした。
バレーボール観戦
なんとなく書いておく。
今日は、朝はそうじ、洗濯。いつもは土曜日にしてしまうのだけれど、昨日は通院のためなにもできなかったから。
昼から、Vリーグの試合観戦。久光vsトヨタ車体と、上尾vs岡山。
とてもいい席で観戦させていただいたのですが、あまりにも近すぎて、手前が見えないという話も。思った以上に上尾が強くて驚きました。岡山はなんだか監督さんが怖かったし、チーム全体の元気がない気がしました。
さて、そのあとは長年お世話になっていないドコモショップへ。古くて処分に困っていた携帯を持っていけば処分してもらえると聞いたため。
思った以上に親切に対応してもらえて、ソフトバンクの携帯も引き取ってもらえました。目の前で穴を開けるてくれて、とても安心できました。
夕飯の買い出しをして、帰宅。夕飯は冬の定番、鍋。
そんなイチニチでした。
