ブラックホール
今日は○芝日曜劇場ではなく、NHKスペシャルを観てしまいました。
ブラックホール(以下BH)の謎という、僕の好奇心をくすぐる内容だったからです。
僕の今までのBHに関する知識は「なんだか知らないけど
むちゃくちゃ重くて、光まで飲み込んでしまうけったいなもの」くらいのものでした。
実際そのイメージは間違ってはいないのですが、よく考えるとこの考えは
おかしいことがわかります。光まで飲み込むことをどうやって発見するのか。
BH発見のプロセスは、この番組によると、次のようになります。
まず宇宙のなかでX線を大量に放出している部分を見つけます。
そして、その部分の周りをぐるぐる回る大きな天体がないか調べます。
BHはとても大きいので大きい引力を持っており、大きな天体が
その引力に引き寄せられるからです。なるほどね〜。(あってるかな?)
それから、BHの存在は150年前も昔の偉い人が考えていたそうです。
ニュートンの万有引力から発想を得て、「むちゃくちゃ重かったら光まで
飲み込んでしまうのちゃうか?」と考えたのがきっかけだそうです。
なんとも安易な発想ですが、発想の転換とはこういうことなんでしょうね。
その人の計算によると、物質が光まで飲み込むためには1立法センチメートルあたり
180万トン、砂粒ひとつあたり大型タンカーくらいの重さが必要だそうです。
実際のBHの密度はもっと重いそうですが、想像できない重さです。
それから、BHは銀河に1つづつあるそうで、そのおかげで
我々の天の川銀河と、お隣のアンドロメダ銀河がひとつになるそうです。
その瞬間は銀河が目の前に広がり目もくらむような星々が輝き、
今までには想像できない夜空がひろがるそうです。30億年後のことだそうです。
待ち遠しいですね・・・