グローバル化


昨晩、NHKスペシャルで世界のグローバル化を問う番組がありました。

アルゼンチンの状況について深く知らなかったのですが、その番組でなるほどと納得してしまいました。

そして、日本が第2のアルゼンチンになってしまうのではないかという不安も分かる気がしました。驚くほどよく似ているからです。

その番組の大筋はこうです。

1.アルゼンチンはグローバル化の波に乗り、国営企業を民営化。

2.外国人投資家の興味を得るため、外貨レート固定。

3.1,2の結果、民営化された企業は体質改善のため、大幅なリストラ

4,思惑通り、外資がどんどん参入。一時は活気づく。

5,世界の不況を受けて、ブラジルは通貨切り下げ。

6,ブラジルの商品化の割安感で、アルゼンチンにどんどんブラジルの商品が入る

7,アルゼンチンの商品が全く売れなくなる。

8,外資の影響はもはや無視できなく、通貨価値を下げることもできない

日本と、中国や韓国の関係と似ていませんか?無知な私は昨日この事実を知りました。

しかし、専門家は日本には経済力も生産力もあるため大丈夫だといっていました。

アメリカは良きにせよ、悪きにせよ、世界に影響を及ぼしているのです。

テロを起こした青年たちの心も分かった上で、対策をしなくてはならないのです。

僕たちにいったい何ができるのでしょうか。何もできないのでしょうか。

よくわかりません。

最近僕は、安易にモノが安くなったと喜ぶ人を見ると、悲しくなります。

まして、電機会社に勤めていてパソコンのメモリが安くなったと喜ぶ人はあほだなぁと思ってしまいます。

まぁそんなこんなで、おいしい日本の野菜やお米を食べましょう。安心の自国製品を愛しましょう。