インストールの合間


今日は急に思い立って、自宅のノートパソコンVAIOを初期化して、ゼロからインストールし直しました。これを使い始めて丸2年になるのですが、一度も再インストールをしたことがなく、調子が悪くなっていたからです。

バッテリーも使えない状態でいよいよ我慢ができなくなっていました。さてしかし、ゼロからのインストールとなると一日がかりです。朝10時から始めまして、ようやく今一通り完了しました。まだ細部の設定が残っていますが、とりあえずこうしてインターネットもできました(~_~メ)

昨晩もサーバの設定で時間をつぶされましたし、今日もはぁ〜って感じです。あいた時間に一冊読みきりましたが、社会人になってこういう時間のロスは痛いです。

さて、読み終わった本というのは浅田次郎さんの3部作「きんぴか」です。浅田さんの本を読み終わった後の爽快感は変わりませんね。特にこの3部作は気に入りました。しかし、決して主人公達はハッピーエンドじゃありません。なのにすがすがしいのはなぜでしょうか。それは、彼らが本当の自分を見つけていったからではないでしょうか。この本の中で、社会に対して日の当たらない「尾形」という人物が登場します。彼はおそらく今の若い女の子からみたら”かっこいい”部類ではなく、むしろ”ださい”ほうに入るでしょう。しかし、男の僕からしたらかっこいいなぁと思ったのです。宮崎さんの「紅の豚」に似ているかもしれません。あの映画も大好きで、お金のない中学生の頃でしたが2回も映画館に足を運びました。

やはり、信念を持って取り組む姿は、それがなんであってもかっこいいものです。