よいお年を


今年も残り僅かとなりました。やはり実家に帰るとやることがないし、パソコンのデータも結露の仕業か破壊されてしまったので(ToT)、今日は本を読んでいました。

それで、「青い炎」も読み切ってしまいました。展開がおもしろくてやめられなかったというのが、本音ですけどね。

結論を書いてしまうと完全犯罪は失敗するのですけど、それは読む前からわかりますよね。しかし、その後始末がどうなるかが見物です。それから、貴志さんは心理描写がとてもうまくて実際人を殺したらこう考えるかもしれないなぁと思いました。これは想像だけじゃなくて、綿密な取材によるものなのかもしれません。殺人の動機が少し弱い気がしましたけど、多感な高校生の衝動は秀才といえど抑制できなかったといわれれば、そうかもしれません。

読む本が無くなってしまったので、僕が中学時代から愛用していた地元の本屋「ポピー」で、最相葉月著「絶対音感」を買ってきました。

この本はハードカバーで出版されていたときから読みたいなぁと思っていたのですが、僕は文庫本でしか本を買わない主義(持ち運ぶのが面倒という点から)だったので、今まで読まないでいました。

タイトル通り「絶対音感」を持った音楽家たちの苦悩などを描いたノンフィクション小説です。絶対音感なんか持っていたら、毎日楽しくて仕方ないだろうなぁと無い物ねだりしていましたが、それは実際は制御できない能力で、生活に支障をきたすほどだそうです。

まだ、数ページしか読んでいないので、今後どんな展開がされるのか期待大です(^-^)

さて、これから小中の幼なじみと年越しイベントに出かけてきます。みなさんもよいお年を。