NO MAN'S LAND


今年一作目の映画「NO MAN'S LAND」を観ました。

ボスニアセルビアの戦争で、両軍の中間地点にある塹壕に取り残され身動きがとれなくなってしまった2人+1人の物語です。

ボスニア兵のチキ、セルビア兵のニノ、始めチキが銃を持ち有利に事を進めます。隙を見てニノが銃を奪います。また、チキが銃を持ち2人が銃を持ちます。そのときが一番安定した状態に思えるのですが、結局はそのまま終わるわけがありませんでした。ほんの一時でも共通の話題で盛り上がったのになぁ。

世界の2国間が核を持つ持たないとかいう状態の縮図を見るようでした。

僕個人としては銃を持ち自国を守ることは必要だと思いますが、結局強い武力を持った方が勝ちという今の国際情勢においては、何か違うなぁと思わざるを得ません。

お互い対等になった、じゃぁ協力して何かしましょうという話ができないかなぁと思ってしまいます。例えばアメリカは自分が常に優位でなければ落ち着いてくれませんよね。

非常に非常に難しい問題だと思います。先日見たNHKスペシャルである国に軍需用品や軍自体を供給している企業の人がいっていました。世界平和は絶対にあり得ませんと。

そうかもしれないと思えてしまうのが寂しいですね。

さて、今日はこれから夕方に福井の幼なじみが神戸にやってきます。昔話に花を咲かせるとしましょうか。