プロになろう


今日のプロジェクトXチェルノブイリ事故でたくさんの方が被爆し、甲状腺ガンに犯された子供達を救った菅谷医師の話です。なんでも大学病院を辞めてロシアに渡り、無給で医療に当たったそうです。

とにかくすごいです。無給でどうやって暮らしたかというと退職金を使ったとか。その後、手術を行った患者さんを一軒一軒歩いて、術後ケアを行ったとか。それもすべて自腹です。

菅谷さんは世界でも甲状腺ガンについてトップの技術を持っている方だそうです。そんな方が地道なことを行っていたなんて。僕みたいな心の狭い人間だと「僕一人が動いたって何万人もいる患者さんを見切れない・・・」なんて考えちゃいそう。結局それは自分に甘えているのだと思います。菅谷さんも実際の活動で行えた範囲はたいしたものではないでしょう。しかし、その菅谷さんを頼って若い医師達が行動を起こしはじめたと言うから、やはりそれが菅谷さんの目的だったんでしょうね。自分の力だけじゃできないけど、自分が動かないと誰もしない。それがわかっていて、かつ「行動に移せる」人はすごいと思います。

今日だって試験が通らなかったのを人のせいにしていた自分が恥ずかしい(^_^;)

実は今日、上長面談というのがありました。昨年度の業務内容の説明と今年度の予定、目標などを話し合う場です(査定の材料になるのかな)。なんだかんだ、あれがしたい、あれはいらないと文句ばっかりいって、じゃぁやれば〜みたいな感じでいわれちゃいました。とにかくやってみようと思う今日この頃です。