裁量


オブジェクト指向を用いたソフトウェア設計では設計が完了した段階である程度のモノは完成しているはずです。車や家でいうと、設計図が完成した時点でモノが同時に完成している感じです。

今、仕事で新規の開発を始めていて、今設計を始めている段階です。しかし、設計だけでモノが完成したら、そんな簡単なことはなくて、人の裁量で決定しなくてはならない部分もいくつかあります。Javaを知っている人なら分かると思うのですけど、一番それが試されるのが例外処理です。今日はそこでちょっと悩んでしまいました。いろんな答えがあって、結局どれが最適解なのか決定できないのです。結局答えがなくて、ある程度の基準はあるから、それで決めることにしていいかぁという感じです。

国語や数学などの学問においても、数学的なものほど複数の答えが存在するものです。現代文は客観的にみるといろんな解が存在しそうですが、解釈は一つしかあり得ないと思います。いろんな意味を持った文章なんて書けないですよね。自分の感想はいくつも書けると思いますけど。

いつまでたっても人間の裁量って必要なんだなぁと思った、今日この頃です。まぁだから人間の仕事がなくならないのでしょうけどねぇ。