常時3冊は携帯してます


@千葉小倉台

今日は定時後、丸ビルの本屋に寄ってみました。そして、早々に「四日間の奇跡」を購入することを決め、ぶらぶらしているとおもしろそうな本を見つけました。「さおだけ屋はなぜ潰れないのか」です。少し立ち読みしてみると、簡単な会計のお話のようです。読み進めてみると、僕の普段からのお金の考え方にすごく似ていることに感動し、これも買うことにしました。

ところで、最近、詳細に記録していた出納帳を止めることにしました。最近、予定外の出費が異常に続き、精神的にも細かいことをするのがしんどかったので、何もしないでいたら、もう面倒になってしまったというのもあるのです。もっとも、結局は出納帳をつけようがつけまいが、そんなに無駄遣いしないし、記録の意味しかなくなっていたので、いい機会かも知れません。驚くべき事に昨年度まで2年間、僕は円単位まで何を買ったのか閲覧することが可能なのです。あほらしいでしょ。

おかげで、毎月どのくらい貯蓄できているかなど、詳細を検討するのに役立っていたのですが、友人の結婚式やプレゼント、旅行、飲み会など予定外の出費などで、毎月一定になるはずもなく、またそれが無駄遣いかというとそうでもなかったのです。

さて、本と言えば、「もう牛を食べても大丈夫か」がクライマックスを迎えました。人間の食物を摂食することによる、シェーンハイマーによる動的平衡理論など詳しい分子の流れを学んだ後、結論は「狂牛病の本当の原因は未だ分かっていない」というものらしいのです。異常プリオンが原因となっていますが、驚くべき事に抽出された異常プリオン自体には感染能力がなく、未だ研究者にも根本原因が見つかっていないらしいのです。異常プリオンがどうやら主に関係しているということは確定している段階のようです。この最後の結論を読んだとき、推理小説のクライマックスを読むようにドキドキしました。ほんまかいな!と。

だ・か・ら、信用できない牛は食べちゃいかんのです。経口した人にも感染しやすい、しにくい人がいるらしいのですが、感染しやすい人は一回食べただけでも感染するようです。ちなみに、感染しても発症するのは18ヶ月後です。

ウイルスではないと考えられているのですが、マウスに感染させた場合、だんだん感染時間が短くなるなど順化することもわかっていて、異常タンパク質とはいえ進化しているかもしれないとのこと。(タンパク質はDNAをもっていないので進化しないはず??)

とにかく、日本における全頭検査は死守していただきたいものです。