魔法の杖


西田文郎さん著「人生の目的が見つかる魔法の杖」を読み終えました。これは僕の読んできた本の中で、一番グッと来たかも知れません。あっという間に読み終えてしまいました。

僕が見つけようとした「人生の目的」は、まだ頭の中にはなかったのです。僕は世の中のすべてを"理屈"で考えようとします。バレーボールを始めたときですら、本から入りました。

「人生の目的」は理屈じゃないんだそうです。幸せは自分の中からは生まれないのだそうです。たとえ生まれても、長くは続かず、それが苦しみに変わるのだそうです。

細かいことを気にしていては、だめなことはわかっていました。しかし、細かいことも重要だと言い張り、気にしていたのです。

目標を積み重ねることで、僕自身が成長できると信じていました。実際、成長はしているのかも知れませんが、そのことは特に重要ではなかったかもしれません。

自分のために繰り返します。人間は理屈じゃない。成功とはいったいなんなんだ。僕の満足とはいったいなんなんだ。

僕は僕自身を変えてくれる人を見つけていました。実際に、多くのことが変わってしまいました。以前の僕には考えられないパワーが身に付きました。昔の僕を知っている人は口を揃えて変わったと言います。そして、今の僕が好きです。しかし、根本的な理屈っぽさは変わっていません。

そんなわけで、もう少しこの本を読み込んでみたいと思います。