金持ち父さん貧乏父さん 〜持ち家を持つことは一種の不動産投資

金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ
筑摩書房
売り上げランキング: 151
おすすめ度の平均: 4.0
5 ラットレースから抜け出す行動を!
3 なにを読んでも貧乏父さんは貧乏なまま
1 さよなら、金持ちお父さん
2 投資は自己責任ですから
2 生産性のない儲けに意味あるの?



ベストセラーだったことは知っていたので、古本屋で見つけて購入してみました。



読後の感想は、なんだかなぁの一言。別に悪いとも、いいとも思えない。

前半のお金の使い方はちゃんと考えないと、搾取される側にしかなれないということは十分理解できた。

しかし、金持ち父さんが幸せかというと、よくわからないが、この本の有意義さは理解できる。

結局何もしない人は、ゼロでしかないから。マイナスにもプラスにもならない人生はつまらない。


僕は、資産を預金として持つだけでなく、株などに投資するようにしている。昨今の情勢で含み損は投資額の半分くらいにまでなったこともあるが、何が起きて、どうするべきかなどの勉強ができるようになっていて、これほどまでに急激な変化が日々勉強になっていることは間違いなく、自分の糧になっていることを感じる。


最後に不動産投資については、持ち家を持つか持たないかということにもつながるような気がした。持ち家を持つことは大きなリスクと考えるなら、不動産投資も同じように大きなリスクである。


持ち家を持つということは、不動産投資をした上で、たまたま借り手が自分だっただけというだけなので、不動産投資と同様な目線で、この土地、この建物は今後値上がりできる物件にできるかを考えながら、行動することで、持ち家を持つことは投資となり得ると思えた。


安いからという理由だけで、郊外に家を造ることは自殺行為なのかもしれない。