僕が2ちゃんねるを捨てた理由 〜合理的でいいなぁ
僕が2ちゃんねるを捨てた理由 (扶桑社新書 54)
posted with amazlet at 09.08.07
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今後のメディアの可能性を読み解く近未来、TVのコンテンツはすべてネットからになる、ということも‥。
2chは既に海外企業が運営してるのですね
自力で餌を探しに行く
合理的な考えの人
この、"ひろゆき"というひとの感覚が、僕はとても好きだ。それをいったら元も子もないということを僕もよく思うし、発言してしまう。
現実的というか、効率的というか、なぜみんなそうしないんだろうと思う。おそらく、世間体を気にしてのことだったりするのでしょう。この人のすごいところは、後悔しないところ何じゃないかなと思う。とりあえずやってみて、うまくいったことだけ"やったぁ"と喜んでいるんじゃないかな。僕はそれができない。
本の中で一番共感したのは、彼の運用するサービスには1対1の会話ができないようになっているというところだ。2chのように、なんでもかんでも後悔するところがインターネットの神髄であり、逆に監視されることでおかしなことにもならないように思う。
僕には思いつくすてきなアイデアはないのだけど、"ひろゆき"さんには、ネットの"できること"ではなく、"やるべきこと"がわかっているんだと思う。だから彼の手がけるサービスには人が集まるのだと思うし、未来を感じる。
mixiもgreeも、はじめはおもしろがって試してみたけれど、最近はときどき眺めるだけで、書き込むことはほぼなくなった(知り合いがやっているからやろうとは思うけれど)。けれど、こうやって誰でも読めるブログなどには細々ながら、続けたいし、実際には自分の文章力とネタがあれば、たくさん書きたいと思う。なぜだろうと思っていたけれど、この本を読んで少しわかった気がする。
ネットに閉鎖性は必要ない。