五輪書(宮本武蔵) 〜これは、何の本なんだ!?人生論?
有名な宮本武蔵が晩年に自分の兵法を記述したとされる、「五輪書」。
数年前にいただいた本なのですが、剣術なんて必要ないと思い、全く手をつけずにいました。
もっと早く目を通しておけばよかった。あっという間に読めたし、簡潔だし、わかりやすい。
いわば、これは武蔵の人生論でありました。
そして、最近のサクセス本(勝手に僕が命名した、やればできる的な勝手なことをいう本のこと)の走りではないか。
とにかく、基本に忠実で、言っていることは筋が通っており、ごもっとも。
流行の剣術を批判して、基本が大事だと説く。あぁ何かに似ている。
しかし、なのだ。その基本を愚直に行うことことこそが、できないからこそ、皆流行に流され、できない。そして、怠ける。ただそれだけなのである。
P.S 本の中に「口述する」と書いてあるのは、なにかこう悔しい。。武蔵にどうやって教えてもらえばいいのだ(笑)