カールじいさんの空飛ぶ家 〜未来の自分を見た

この映画に未来の自分を見ました。
"愛する妻が死にました―だから私は旅に出ます"
このサブタイトルがもう涙を誘います。そう、僕も愛する人がいなくなってしまったら、旅に出ないではいられないでしょう。そして、カールじいさんにとっては愛する人の夢を叶えるため。


僕が号泣したポイントは、カールじいさんが、未来に向かって飛び立とうとしているシーン。
人生の余生を優雅に送ろうとしていた老人を、一気に若返らせた。そう人生には目的があれば、いつだって、誰だって輝ける。


人はなかなか過去を捨てられない。僕だってそう。
しかし、新しい目的を常に追い求めることが、実は一番生き生きできる。
それは、実は過去を捨てる訳じゃない。過去があるから、今、未来があるのだから。