かもめ食堂 〜なんのメッセージもないところがいいんだろう
フィンランドで食堂を始めた女性と、それにまつわる人たちの物語といったところでしょうか。
舞台がフィンランドのヘルシンキというだけで、日本っぽい映画の作りでした。
むしろ、映像が海外というのが違和感があった感じですかね。
同じ雰囲気で日本の田舎を舞台にしてもいいんじゃないかと思いました。
ただ、それでは映画にならないのでフィンランドにしてみた、的な印象を受けました。
なにがいいたいかというと、映画としておもしろいかというと、よくわからないということですね。
テーマは「フィンランドと日本は似ている」ってことなのかしら。
そういえば、この映画を見た夜のワールドビジネスサテライトで、フィンランドと日本の技術協力が進んでいるというタイムリーなニュースを見ました。
フィンランドのデザインは、日本に受け入れられやすいということで、産業、工業にもその交流が進んでいるのだとか。たしかにフィンランドのデザインはかっこいいし、映画にもそのデザインセンスをアピールする映像が何カ所かありました。
なんだか、この感想自体も、映画のごとくだらだらしてきましたので、この辺で。
この映画も、日曜昼下がりにうとうとしながら観るのがいいんじゃないでしょうか?