スタンフォードの自分を変える教室 〜意識的にやっていたことが無意識だったなんて。

スタンフォードの自分を変える教室
ケリー・マクゴニガル
大和書房
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回りくどい説明が多いように思うが、我々が普段から感じていながらも科学的に説明するためには必要な説明に思った。経験的に理解していること(例えば、お菓子を食べないようにするためには机にしまえばいいなど)当たり前なことの科学的な説明がとても腑に落ちる。特に、「快感の予感が行動を狂わせる」ところなどは目から鱗だった。

また、頑張ったから自分にご褒美を上げるつもりで楽をしているつもりが、それは自分で言い訳していることに、この本を読んで気がつかされた。
例えば誘惑に負けたら、その気持ちをきちんと把握すること。これが連敗しないこつであることなど、とても納得が出来た。そして、いくつかは自分が頑張っているときに思っていることで、なかなかやるな俺って思った。

とにかくストイックになる必要はないものの、自分がなぜその行動をしているのか、理解することは人間的にもいいことだし、コントロールするのはかっこいいなと思った。