嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え 〜なるほど、もっとシンプルに生きよう

言っていることはとてもよくわかるし、実践することが難しいこともよくわかる。


隗より始めよ的な考え方は、僕個人としてはできていないからこそ、自分にいつも心がけているし、うんうん、そうだなと納得しながら読むことができた。


一番、納得できたのは、「他社貢献」「共同体感覚」。是非、本書を読んで理解してもらいたいけれど、自分が人の役に立っていると"思える"ことが大事だということ。人から、ありがとうと言われることを"期待しない"生き方。これが、目から鱗だった。それは求めて当然だろうと思っていたからだ。だから、辛く思うのだと思った。なぜこんなに頑張っているのにみんなわかってくれないんだろうと。


幸せの定義を勝手に?作って、それが満足できないと嘆き悲しむことがあるなら、この本を読んでみるといいよ。