夏への扉〜時間旅行の概念はむちゃくちゃだけど、読後感は最高

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ロバート・A. ハインライン
早川書房
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とある劇団の舞台をビデオで観て、なかなか面白かったので、読んでみることにした。
SF作品としては有名らしいのですが、僕は知りませんでした。

物語自体は時間旅行が絡み、ドラえもん型とバックトゥーザフィーチャー型が混ざったよくない処もあるが、全体的には楽しめた。

この本のウリは、夏への扉というタイトルに象徴されるように、とにかく前向きにひたすら成功、力を信じてすすむ主人公と、テンポのよいストーリーだろう。
この良さを、僕が観た舞台は見事に再現していた。

夏の印象はないので、読む季節は問わないけれど、なんだか元気がないときに読むといいかも。