ドラマについて語る


今日は「さよなら小津先生」の最終回でした。すてきな終わり方でしたね。

前回は感動で涙してしまいました。

さて、昨日書いたドラマについての続編ですが、単刀直入に書くとドラマは「嘘の世界」です。当たり前ですが、これは意外に難しい。いかにその嘘の中に真実を埋め込めるかが脚本家の勝負になります。だから、できるだけはちゃめちゃに「そんなわけないやん」っていう前提の中で、どれだけ脚本家が言いたいことがかけるかということです。思い出してみると、名作といわれるドラマはだいたいふつうの生活にはあり得ない設定だと思います。渡る世間なんかは「ありそうで実際には存在しない世界」だから、あれだけ視聴者がいるのです。「なさそうで実際に存在する世界」はおそらく描くのもおぞましいリアルなものになってしまうでしょう。現実は小説よりも奇なりということですな。しかし、恋愛ドラマはふつうにあるものではきっと平凡なモノになってしまう。(夢なさ過ぎ?)

だから、昨日のアンティークではあれくらいやったほうがいいのです。なはは。

今日はこの辺で。