三浦綾子


今日は神奈川の研究所にきてから一番遅い帰宅時間となりました。といっても9時過ぎですが。それでも、調子がよくて遅くなったのならいいのですが、問題を抱えてその対処のため、まして仕事を残して帰ってきたのでは気持ちいいわけがありません。まぁ仕事のことはこれくらいにしましょう。愚痴になりますから。

本の話。

哲学の本を読み終えてから、三浦綾子さんという作家の本を読み始めました。これは神戸の我が部署所属の執務のおばさんから、神奈川の私の職場まで私送で届いたモノです。(私送とは会社の事業所間に必要な書類を届けてくれるバイク便みたいなやつです)ある日、どさっと8冊届きました。僕も浅田次郎のプリズンホテルシリーズ全4巻を送ったのですが、まぁそのお返しといったところですか。

もう高校生のお子さんがいるようなおばさんですが、僕とは本を貸し借りする本仲間です。浅田次郎さんのほとんどの作品は彼女からお借りしました。ありがとうございます。

三浦綾子さんの小説には、なんとも不思議な世界が描かれており、僕は女性の作家の文体が苦手ですがどんどん引き込まれています。まだ、1冊目の短編を読み始めたくらいですが、おもしろい本を読み始めたときの感覚(早く読みたいが、読み終わりたくないというむずがゆい気持ち)が芽生えています。こういうときに限って仕事が忙しくなるなんて・・・