学ぶこと


携帯電話を買ってから、携帯電話で遊ぶことが増えました。

「携帯でゲーム?」なんていぶかしげに思っていたのですが、なかなかどうしておもしろい。

おかげで今月の電話代はすでに先月分を越えようとしています。

いつも思うのですが、こうやっておもちゃに触れていると「もっと」遊びたいと次々と欲求がわいてきます。そして、もっと便利にしたくて使いこなそうと勉強しています。

子供の頃から、僕はおもちゃで遊びながら「これはどうやって動くのだろう」と考えながら遊んでいました。そして、時にはそのおもちゃを壊しながら。

それが今の僕を作り上げているような気がします。三浦綾子さんの本にいいことが書いてありました。女学校を卒業した彼女たちに、歴史の先生が

「君たちが卒業したということは、独学できるということである」と言われたそうです。

僕も大学に進学してから自分の好きな勉強をして、順番とか気にしないで勉強できたことが楽しかったし、うれしかったです。中学高校では読む本すら「これは試験に出そう」なんていいながら読んでいた気がします。それでもおもしろいモノしか読みませんでしたが。

今、社会人として働いているので好きなモノだけ勉強するわけにいきませんが、興味あるモノをそのときだけにしないで学んでいきたいと思います。

一方、もっと小中学から自分の好きな勉強しかしてこなかったら、もっと違う世界が見えていたかもしれないと思うこともあります。昔から、僕は昆虫や動物が好きで、毎日近くの野原を駆け回っていました。家の玄関に大きくモノ巣を張らして、その網に蝉を投げ込んだりして蜘蛛の捕獲の様子を観察していたりしました。しかし、昆虫について学校が教えてくれることなんて節足動物とかそんな訳のわかんない言葉ばっかりでした。もっと子供たちが学びたいモノを学べる環境があってもいいかもしれないですね。話が二転三転しました。悪しからず。