屈折回路


最近は、松本清張「屈折回路」を読んでいます。小児麻痺?と男女の思惑の入り乱れた複雑なお話です。

話自体は難しくて説明は割愛しますが、彼の文章でいつも感心するのは、人の描写です。「○○の感じがする女性であった。」みたいなもので、すぐにイメージがわきます。また、人がこういう仕草をするとき、人はどんな印象を持つのかうまく描かれています。

こういう仕草をするとき、確かに僕はそう感じているかも知れないと思います。ここにうまくかけませんが、そんな感じです。いい文章はすっと頭に入ってきます。そんな文章が書けたらなぁ。