パルプフィクション


今日は映画「パルプ・フィクション」を観ました。

同期のY氏がいいっていうから借りてみましたが、果たして・・・

映画の完成度は文句なく高い。「スパイダーマン」なんかより全然いい。脚本も色も、配役も文句ない。時間が逆に流れる構成も、下手にすると見づらいですが、きれいに構成されている。主役が誰なのかわからないが、ジョントラボルタはいつものようによかった。しかし、この手のアメリカン映画は、僕は苦手です。とにかく、ピストルがでてきて、脅されて今にも殺されそうなシーンが多すぎる。何せ映画の作りが良くてリアリティがあるものだから、よけいはらはらする。

平和なレストランの朝が、強盗に襲われ、一変して惨劇の舞台になる。アメリカでは年間3万人が銃殺で殺されているそうです。(ちなみに、その3分の1が、痴話喧嘩によるものだそうです。)映画の中の惨劇は、映画の中の話ではないのです。

まぁそれはいいとして(よくないけれど)、最後に聖書の一節を解説するシーンがあります。僕にはよくわからなかったので、何度も見直してしまいました。とにかく強盗犯にも羊飼いになれるようがんばれといってやっているんだろうけど、人殺しに言われても説得力ないよなぁ。

最後に、見方によって、解釈が変わる聖書は、自分で考えろといっているような気がしました。