映画「es」


今日は土曜日ですが、会社のある日でした。けど、土曜日はやっぱり休みでしょということでお休みをいただきました。それで今日は、昨晩の予告通り服を買いに行きました。

行ってみたらどこも混雑していて、どうしてかなと思っていたらバーゲンセールのまっただ中でした。ラッキー!

それで、TAKEO KIKUCHI君とコムサ君のところで服を買ってきたのですが、思ったより安くおさまりました。バーゲンなんだから当たり前なんですが(^_^;)。ほかにも何軒もお店をまわってくたくたになって帰ってきました。

だって、寮にいても今日は誰もいなくて、寂しかったんだもん(T^T)

帰寮後、映画「es」を観ました。

ドイツの教授さんによるある心理実験で、数名の被験者をランダムに囚人と看守に分け、監獄シミュレーションを行わせるというストーリーです。ナチスによる残虐行為がなぜ起こったのかを解明するために、実際に行われた実験だそうです。詳しくはこれ→http://www.es1.jp/

映画では以下のルールが囚人に看守から言い渡されます。

ルール1:囚人はお互いに番号で呼び合わなくてはならない。

ルール2:囚人は看守に対して敬語を使わなくてはならない。

ルール3:囚人は消灯後、会話を一切交わしてはならない。

ルール4:囚人は食事を残してはならない。

ルール5:囚人は看守の全ての指示に従わなくてはならない。

ルール6:ルール違反を犯した場合、囚人には罰が与えられる。

看守、囚人を演じているうちに、それがエスカレートして極限状態になっていきます。映画を観ている最中は、人は極限状態で変わってしまうのかと思っていましたが、実際は奥底にある本当の人間性が現れているような気がします。ひょっとしたら自分にもそんな凶暴性があるとしたらと思うと・・・

クライマックスでの惨劇は見るに耐えませんでしたが、映画の作りは非常にきれいでした。カメラのアングルもいいし、こういう映画にかかせない感情の表現の仕方もぐっと。

けど、心臓の弱い方にはおすすめできません(^_^;)僕もこういう映画は苦手でした。