死なない理由、生き続ける理由


もし僕が今死にたいといったとき、あなたは僕を止める理由を答えられるだろうか。

今日のドラマ「高校教師」をみていて、自殺って言葉になんだか反応してしまって、そんなことを考えていました。

僕が死んで悲しむ人ってどれくらいいるんだろうか。

僕が死んでしまっても世の中全く変わりなく動くのはもちろんだけど、誰の生活を変えることもないんだろうなぁ。

両親が悲しむくらいだろうか。。。

主人公の高校教師は余命わずかと告知されています。しかし、芽生える生徒への愛で恐怖が和らぎます。ただいじらしいのが、残されるものの悲しみを考え、孤独に生きようとします。そろそろふたりの愛が確固たるものに変わりそうですけどね。

彼は余命わずかでありながら、その愛にちいさな希望を見いだします。いつか彼女が自分を救ってくれるのではないか。その気持ち、僕にはわかるような気がします。不可能が可能になるような”気になる”、愛の力ってすごいなぁと最近特に思います。

明日、海外で挙式をあげた先輩を祝う会が開かれます。そう、結婚することで初めて人の生死に本当の価値が生まれるような気がします。自分が死にたくないから死なないんじゃない、悲しむ人がいるから死ねないんだってね。

そういえば、スピーチを頼まれていたなぁ。明日は夕方までにそれを考えねば。