ソムリエ


ネタばれですが聞いてやってください(最後までばらさないけどね〜)。今日は、先日出席した友人の結婚式で、交通費やらなんやらたくさん出してもらっちゃったので、そのお返しを探しに神戸まで出掛けました。

彼女の提案であった『毛布』を探していたのですが、これが意外に高い。毛布一枚で予算に達してしまうため、それだけでは寂しいなぁと途方に暮れてしまいました。店員さんに聞いてみると、静電気が起こらないとか抗菌効果とか付けているうちにそんな値段になるのだとか。たしかに安いものもありますが、高いモノの方が手触りもいい。

そこで、店員さんに”今度結婚した友人で、まだ子供もいなくて・・・”と詳しく説明して、これなんかどうですかと提案してもらいました。これがなかなかいい。提案してくれた理由も聞いているうちに、まさにこれしか若い二人にはないというくらい(言い過ぎ?(^_^;))ぴったりな気がしてきた。買い物には即決をモットウとしている僕は、その場で会計をすませ発送までお願いしてきました。今日はなかなかいい買い物をした(^_^)。

決めたモノはもちろん『毛布』じゃありません。それに近いですが、男の僕には発想できないモノでした。これでこそデパートの店員さんの意味があるってモノです。

しかし、僕もお客さんとしてよかったのじゃないかな。目的がはっきりしていて。このネタばれさえしなければ、かなりセンスのいい人と思ってくれるはず(^_^;)

話は変わって、先日僕ら開発部の作ったモノに障害連絡をしてきた担当の方がいました。話を聞いているとそれは障害ではなく、正しい動きをしているようです。なので、これこれこうで正しい動きですよ、どうして障害だと思ったのですか?と聞いてみると、よくわからないという。じゃぁ、障害云々はおいておいて、何がしたいのですか?と根本理由を聞いてみた。これまたよくわからないという。どうやら仕事を丸投げされたらしい。これじゃ埒があかないので、どうしたいのかまとめてきてくださいとお願いした。

結局、僕の1回目の訂正案で「いいです」と回答がきました。どうしたかったのか、いまいちよく分からないままだったのですが、まぁいいというんだからいいでしょう。僕もそれでいいと思いますし。

それで、話の結論ですが、物事にはそれに特化した、自分の好みにあったワインを出してくれるソムリエみたいな職業があらゆる場面で必要なんじゃないかって思いました。

僕らの場合だったらSEがそれに当たるのだと思う。その称号を与えられるためにはかなりの勉強量を必要としますけどね。技術も一長一短があって、必ずしもそれがいいとはなかなかならないですから。

僕が今一番欲しいソムリエは、本と、映画と、服とですかね。今日は泣きたいですとか、弾けたいとか好みをいえば揃えてくれるような。それを商売にしても儲からないかもしれないけれど、レンタルビデオ屋にそういう人がいたら、そのお店で借りようかなと思うのですけどねぇ。どっかにいないかなぁ、そういう人。いそうだけど。