日本の医療を考える


日記には書かずにいましたが、実は僕の祖母が倒れました。喉に物を詰まらせたとかで、呼吸困難になっていたそうです。もう飲み込むこと自体が厳しくなってきているそうで、もう入院生活を余儀なくさせられそうです。今すぐどうこうあるわけではないらしいので、来月、祖父の法事があるので、そのとき実家に帰るときお見舞いにいこうと思います。

それでも倒れてすぐはお医者さんから「今晩が峠です」と言われていたそうですが、今ではぴんぴんしていると言うから、人の命は分からないものです。

もともと祖母はかなり元気な体質で、いろんなところを歩き回っていたのですが、やはり年には勝てないということでしょうか。

しかし、その元気がなくなった本当の原因は、祖父が亡くなったことだと思います。それまでは、寝たきりになってしまった祖父のお見舞いに毎日歩いて病院まで通っていたのですが、それからみるみる元気がなくなってしまったのです。

今、会社でヘルスケア事業というプロジェクトが立ち上がっています。

多分これ→ヘルスケア

病気になる前の人を、病気にならないようにケアするという目的でアドバイスするものです。これで医療保険費を削減するのが国の目的だそうです。

簡単にいうと、食事や体重、運動の記録を取ったりして、最適な食生活を促したり、運動しなさいとアドバイスしたりするのですが、やっぱりこれだけじゃ人間は健康になれないですよねぇ。先日のNHKスペシャルの情報では、アメリカで年間10万人の人が胃を半分削ってしまう手術をしていると日記に書きましたが、それって結局対処療法ですよね。それでも儲かっている?というから、あながちビジネスとしては侮れません。

なんかこう違うなぁとは思うのですが、だからこうなんじゃないかというアイデアも思い浮かばない私です。

もっとも国としても、本当に医療保険を削減するのが目的じゃなくて、新規ビジネスを起こすのが目的だったりするのかもしれませんが、そんなこと考え出すと世知辛い世の中だなぁと思う今日この頃です。