ラッシュ回避


@千葉小倉台

今朝はラッシュを避けるため、6時に出発。ラッシュを回避できたものの、座れず。仕事はなんと、まる1日打ち合わせ。なんだか、もーって感じ。

今週も早く神戸に帰りたいなぁ。いかんなぁ。僕はなんて精神的に弱かったんだろう。わかってはいたけど、やはり甘やかされて育てられてきたことを実感した。

今日長い通勤時間を使って、浅田次郎さんの「霞町物語」を読み終えた。60年代の少年を描いた作品だ。高度成長時代に学生だった主人公の"僕"はなんとも優雅な生活だった。その分、その生活には目標意識が欠けていた気もする。しかし、戦争を体験したたくましい祖父母がいたお陰で、いろんなことを教わる。その"僕"が僕の父親世代と言うことになる。この物語から得られる教訓みたいなものはあまりないかもしれないが、"僕"の祖父が語った言葉に僕自身を責められている気がした。

「人は嘘をついたとき、分不相応の見栄を張ったとき、うんざりと愚痴を言ったとき、口が曲がる」らしい。どんな人でも愚痴はあるだろう、それをいかに飲み込むかで人の器量が試されるのだろう。

それにしても、長い通勤時間は本を読むのに最適だが、たくさん読めすぎだ。明日から読む本がないよ。どうしよ。