丸ビルにて


今日の定時後、初めて自分でお金を払って、講演を聞きに行きました。

内容は夕学の今日の分。玄田 有史さんによる「私の仕事道(しごとみち)」ということで、就職活動にあえぐ大学生から、ニートについてなど、仕事にまつわるお話でした。とても興味深く、僕のノートは3頁びっしり埋まりました。

この講演を申し込んだのは、こちらに異動になってすぐで仕事について悩んでいた頃でもあり、今となってはまた違った形で見ることができて、よかったです。しかし、5月当時に聞くことが出来たらよかったなぁとも思いました。

内容は詳しくかけませんが、僕が一番"おぉ"と思ったのは、「とにかく迷え」ということです。玄田先生のポリシー?は答えを言わないことだそうです。わからないことについて、答えを出すのは避けているそうです。

自分で迷って迷って考え抜いて、出した答えには諦めもつくだろうと言うこと。このいかにも単純なことは、意外にも認識できていないことを、お話を聞いているうちに実感できました。僕はいつだって安定志向を選んできた。これは間違いではないけれど、自分で選んでいないかもしれないという不安から、不満も募っているのだろう。

あと、迷ったらとにかく実行してみようということ。これは最近の僕のポリシーであり、その通りだなぁと思った。

そして、もう一つ。社会はとても複雑であり、とても難しい。人には越えられない壁があり、それは絶対に越えられない。しかし、その前でうろうろすることが大事であり、うろうろ出来るタフさが、今の現代には必要なのだそう。

僕もこの数ヶ月、随分迷いましたが、それはそれでいい経験だったなと、改めて思いました。

今の若者は100%を目指しすぎて、ニートなどに陥ってしまうのだそうです。完璧か否か、それでは人生辛すぎます。僕は、これからも迷っていきながら、のんびりやっていこうと思います。

# こういう講演が目と鼻の先で聞くことが出来る、やっぱり東京はすごいなぁと思ったりなんかして。