サラリーマン考


週末に借りたミスチルのアルバムを携帯電話にダウンロードして聞いていたら、思わず涙が出てきてしまいました。よく彼女と「Sign」を歌っていて、そのシーンを思い出してしまったのです。なんだか秋になるとセンチメンタルになりますね。

全然話が変わるのですが、思い出したことがあったので書いておきます。

その昔、母の友人の子供さんから、「社会で働くとはどういうことなのか?」と質問されたことがあります。彼は当時高校生で、電子工学科。電子回路を設計し、それが製品化され、ものが売れて、売り上げが・・・そういうもろもろがイメージできなかったようなのです。会社という存在が理解できなかったといってもいいかもしれません。

といっても、僕自身、今の仕事がどう会社の利益につながるのか、イメージできていない部分もあります。今現在のポジションが微妙ということもありますが、それにしても"お金"を目にしないため、イメージできなくても仕方ありません。利益に直接関わらない仕事もあるわけで、そういうことは全く説明できませんでした。結局、わかりやすいお店屋さんの仕組みを説明するだけで、そのときは終わったように思います。もっとも、自分でもお店を経営したわけではないので、完全に理解していたわけではありません。

株を始めるようになって、決算の意味が少しだけわかるようになって、会社の仕組みがまた少しわかったような気にもなりました。

しかし、やはり自分で体験、つまり会社を経営しない限り、サラリーマンを理解することはできないのかもしれません。サラリーマンがサラリーマンである以上、サラリーマンを理解できない・・・なかなか奥が深いかもしれません。経理の方はよく理解されているかもしれませんね。

今晩はそんなところで。