派遣


今日は午前も午後も、一日中出張でした。

午前は労働審議会で医師の派遣についてのヒアリング傍聴、午後は浜松町にて某会社のセミナーです。会社に戻って報告書書いて一日終わりです。だんだん僕の思う仕事とははずれていきます・・・

さて、午前の傍聴会はなかなかおもしろかったです。現場のお医者や看護士さんは、派遣なんて必要としていないし、認められないとのこと。誰がいったいそんなこと言い出したんだという流れ。

派遣という形態は今に始まったわけではないと思うのですが、働き方の新しいスタイルとして盛んに広告されています。おそらく人材派遣業者の引き金でしょう。医療従事者の派遣も業者の提案だとか。しかし、医師会も看護協会も安定した医療を提供できないとして、反対を声を大にしていました。

当たり前でしょう。今やIT技術者は専門分野として月100万を稼ぐ人もいる一方、固定した収入でもなく、続けられるわけでもなく、不安な生活をしているそうです。こんな状態が新しいスタイルなはずもなく、いつかしっぺ返しがくるのではないかと思います。

日本はいったいどこに向かうの〜。