ウェブ進化論


今日は東京に出張。二つのお客さんをまわって、仕様の説明とか調査とか。に付き添った。同じ系統のお客さんなのに、ここまで社風が違うものなんだなぁと驚いた。

ここ最近は、お役所さん向けが多かったので新鮮でした。

さて、その移動は新幹線。久しぶりにじっくり本が読めました。一つは山本周五郎さん。もう一つは話題の「ウェブ進化論」です。最終的な感想はブログにて書きますが、まぁだいたい僕が考えていたことと、そう違わないですね。

ただ、なるほどねぇと思ったのは、Googleがインターネットの善の世界を見ているのに対して、日本はどう悪と立ち向かうか(しか考えていない)ということです。

例えば、ネットで音楽配信とか言うと、どうやって複製されないようにしようかとか言い出すのが日本ですよね。その考えでは、iPodは絶対に生まれませんね。うむ。

それから、やっぱり失望なのは、日本がいけてないといっているところですね。日本には日本のやり方があり、アメリカにはアメリカのやり方がある。日本では、iPodの考え方が生まれなかったかもしれないけれど、日本のやり方がなければiPodの高度な物理要求には応えられなかったでしょ?

とにかく、僕も「あちら」の世界に置いていかれないように、頑張っていこうと思います。会社では、組み込み機器の世界について勉強を初めていますので、30歳目前になってなお、日々勉強、視野拡大に挑戦して参ります。