東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 〜実はどこの家庭もそんなもんじゃない?
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2枚組) [DVD]
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VAP independent(VAP)(D) (2007-10-24)
売り上げランキング: 10787
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わかってたんですが、やられちゃいました嘘の無い映画を、ありがとうね。
本物の「職業俳優」たちによる素敵なアンサンブル
東京タワー オカンとボクと、時々オトン
ベタ〜に号泣です
もちろん原作は読みました。原作では大泣きしましたが、DVDでは、あまり泣きませんでした。なぜでしょうか。話がわかっているからかな。
樹木希林さんのお母さん振りがとてもはまり役で、しかもオダギリジョーも存在感が大きかったから、この二人舞台な感じがとってもいいよかったです。
どんなときも子供のことを忘れず、それを力にして、がんばってきた母親の姿は「母べぇ」にも通じるものがあり胸を打ちました。
浅田さんの小説「天国までの100マイル」でも、自分が死んじゃうかもしれないというときに、子供の体調やご飯を心配する母心はなんなんでしょう。男にはわからない、生物学を超えた愛情。これに僕はいつもいつも涙腺をやられます。
実際、僕の母親もそうです。そんなこと僕話したっけ?ってことを覚えていたりして心配してくれる。父親はそうはいかない。
だから、「オカンとボクと、時々、オトン」という副題は、特別なようで実は普通の家庭は大体そんなもんじゃないかなと思う、今日この頃です。