経済は感情で動く

経済は感情で動く―― はじめての行動経済学
マッテオ モッテルリーニ
紀伊國屋書店
売り上げランキング: 24
おすすめ度の平均: 4.0
3 せっかくの面白い素材なのに・・・
4 私生活でも、投資活動でも!!
5 あぶく銭は直ぐになくなってしまいます。
5 行動経済学は「生きること」そのもの
5 はじめての行動経済学書としては非常に良い
を読み始めました。
人間のいろんな感情を、行動心理学の視点などから突き詰めた、非常に興味深い内容です。
例えば、100円と110円の違いは、11,000円と10,000円の違いより気にするなど、日常生活の陥りやすい罠を簡単な問題で教えてくれます。
まだ1/3ほどしか読んでいないのですが、どんどんでてくる新しい視点にわくわくします。

けれど、この本で気になるのは

  1. マッテオ・モッテルリーニという外人さんの本の訳本なんですが、日本語が変。もともとの文章が難しいのかもしれないが、主語と述語がときどき間違っている気がする。(人のことはあまり大きな声で言えませんが。。)
  2. 1000円を50%の確率でもらえる場合と、500円を100%の確率でもらえる場合とか、そんなん日常生活にありえないので、どちらでもよい。よく経済学の本で取り上げられる例ですが、もっと現実的な例はないんですかねぇ。

と、マイナスな思考で終わるのは僕らしいところですかね。